アメリカ人のゲーマー「男性51%女性49%」
doope.jp で紹介されていた NPD Group によるアメリカ人のゲーマー統計情報がとても面白かったので紹介してみる。
■ NPDが提示したPCゲーマーの分類と定義
- ヘビーコアゲーマー:コアゲーム(※ アクションアドベンチャー、格闘ゲーム、フライト、MMO、レーシング、RTS、ロールプレイング、シューター、スポーツゲーム)を週当たり5時間以上プレイするゲーマー
- ライトコアゲーマー:コアゲームのプレイが週当たり5時間未満となるゲーマー
- ヘビーカジュアルゲーマー:上記のジャンルに該当しない非コアゲームを週当たり5時間以上プレイするゲーマー
- ライトカジュアルゲーマー:非コアゲームのプレイが週当たり5時間未満となるゲーマー
■ NPDが発表した調査結果の概要
- 9歳以上のアメリカ人の37%がPCゲームをプレイし、週当たりの平均プレイ時間は6.4時間に達する。
- 前述したPCゲーマーの分類のうち、ライトコアゲーマ層が全体の24%を占め最大セグメントとなっている。ヘビーコアゲーマー層は全体の20%。
- 一方、ヘビーコアゲーマーは最も小さなセグメントとなったが、週当たりに費やされるプレイ時間は他のセグメントに比べて著しく多い。また、デジタルゲームとリテール品に費やす金額もセグメント中最大となり、カジュアル層の倍近い消費を記録している。
- PCゲーマー全体の男女比は51%が男性、49%が女性となり、バランスは拮抗している。
- PCゲーマーの平均年齢は38歳で、平均収入は69,000ドルとなっている。
- 全体における男女比は拮抗しているが、ヘビー/ライトコアゲーマーが男性によって構成される一方で、ヘビー/ライトカジュアルゲーマーは圧倒的に女性の占める割合が多い。
- 昨今におけるヘビー/ライトコアーゲーマーの消費規模はカジュアルPCゲーマーセグメントを超える状況となっている。
- 2013年にPCゲーマーの46%がデジタル購入のためにサイトを訪問している。また、約半数のゲーマーが購入前にセールを待つ傾向にあるとのこと。
- 統計調査はNPDのオンラインパネルメンバーを対象にオンライン上で行われ、2014年6月2日から6月16日まで実施された。調査対象は9歳以上の6,225名とPCゲーマー(※ PCもしくはMac上のゲームを現在プレイしていると回答した対象者)に分類された2,312名を対象としている。